EXODUSの2次審査が微妙だと思った話

EXODUS準備期間

EXODUSの2次審査の課題は「序章を5000文字以上で」というものでした。自由に書けると思っていたエクソダスの本ですが、「序章」からはじまるという決まりきった本になるのかとちょっとがっかりしました。

開いた瞬間に写真でもいいですし、QRコードになっていて動画が見れる本でもいいのに、なぜ「序章」なのか。審査なので、文章力を見たかったのだと思いますが、「序章」にせずに好きなように表現させて欲しかったなと思いました。本の内容も今までにないものができると思っていたのです。

この時点で僕は2次審査をやめようかなとも思いました。気乗りしない序章を書いてまで審査に通りたいのか考えたからです。

本棚にある本を片っ端から調べて、「序章」や「はじめに」がない本を探しました。最初に堀江貴文さんや西野亮廣の本を広げました。この2人なら、「序章なんていらねー」と型破りをしてくれていそうだったからです。でも、「はじめに」からスタートしてました。何冊か調べて、ついに見つけました!

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序章などはなく、物語のように話がスタートしてました。僕が考えていた本もまさにこんな感じでした。

この本、箕輪さんが担当だったはずです。

「エクソダスは出版クラウドファンディングの会社というだけで中身は新しくはないかもしれない」というのが2次審査前の僕の感想です。

「本を書く機会は他にもきっとあるから、違うと思うならやめておけばいい。気乗りしないならやめてもいいし、少し譲ってステージに乗る権利を取るのも君次第だよ」

と親に言われて考えてみました。 

本を書くチャンスはいつか必ず来ると思います。でも、13歳で本を出すチャンスは今しかない。

僕は12歳で起業して株式会社クリスタルロードの取締役社長になりました。13歳でも14歳でもダメで12歳で起業することに意味があると思いました。人生で一番若いのは「今」だからです。

20歳で本を書くより13歳で本を出す方がいい。似たような内容なら少しでも早い方がいい。若さが武器になるなら少しでも若い方がいい。ビジネスや出版の分野において15歳以下はブルーオーシャンです。内容や質はともかくプレイヤーが今は極端に少ない状態です。あと数年経てばどの分野も10代がシェアを取ってくる。やるなら今だ。

僕はちょっとだけ自分の主義を変え、序章を書きました。